VXAce VXAベンチマーク

作った作品を紹介してみましょう。
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seea
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登録日時: 2016年6月04日(土) 21:48
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VXAce VXAベンチマーク

投稿記事by seea » 2017年5月14日(日) 16:50

このたび、RPGツクールVX Ace製のベンチマークテストを制作いたしました。
ので紹介させていただきます。

VXAベンチマーク 紹介&ダウンロード
https://nekono.org/vxabench/


作品ではないかも(少なくともゲームではない……)。



ツクマテなのでもう少し詳しい(面倒くさい)お話を。

このソフトはスクリプト満載ということで、それらの負荷も気になるところですが
色々あって、最終的にマップイベントの負荷がほとんどを占めるようになりました。

ゲーム内で最も処理が重たくなるであろう(実際、重たくなった)マップ画面で
画面内にいくつまでのマップイベントに抑えれば60FPSを維持できるかを
調べるソフトです。ただ、60FPSに安定を待っていると時間が掛かりすぎるため
平均59.0FPSを超えたところで安定したと見なしてスコアを確定させています。

特定の処理にかかる時間を厳密に測定するという手法ではなく、逆のことを行います。
ベンチマークテストのためのテスト項目とするのではなく、
ゲーム(本編)の動作に近付けることを目指しました。

スコアの値 = 至近距離に置いて良いマップイベントの数(上限)と解釈できます。
実際の所はイベントの内容によって負荷は変化しますし、他の多くの要因でも変化しますので
あくまで一定条件下で確認した目安値となります。

並列は無論のこと、自動イベントも条件によってはとんでもない処理時間を使いますが
テストに使用する負荷用イベントは、一番単純な、決定ボタンで開始するイベントです。

イベントの処理負荷軽減の仕組み(スクリプト)は入っていますが、このテストではイベントが
主人公キャラから至近距離にあるために軽減処理が効かないケースを想定しています。
実際に制作する時は、軽減処理が効くようにイベントの間隔を空けるか、
マップを分割するか、そもそものマップを小さめに作った方が本当は良いんですよね。
それでも大きなマップが欲しい! という発想の元でベンチマークは制作されました。

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