例題は以下のようにやるのだと思いますが、
一番最初の当てはめる部分が良く分かりません。
ちょっとどう教えたものか、と悩むところですが、JavaScriptの基本的な文法を理解するために、簡単なスクリプトから書いてみるようにしたほうが良さそうです。
JavaScriptの変数(ツクールの変数ではない)に値を代入し、コンソール上にその値を表示するとか、その値で処理を分岐させるとか。
文法や関数を覚える際は技術系の質問フォーラムを見るより、JavaScript PrimerやMDNを参照するほうが良いです。
https://jsprimer.net/https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScriptそれについては読んだり書いたりしながら覚えていただくこととして、一つ一つ説明します。
$dataMine が何者であるかについては、 rpg_managers.js の DataManager 周りのコードを読むと理解できます。
最初の書き込みで提示されたプラグインでは、 $dataItems 等のツクールのデータベースで設定するファイルの一覧配列 DataManager._databaseFiles に、 $dataMine の定義を追加しています。
詳細は省きますが、この配列の要素一つ一つは、グローバルに展開される変数の名前とファイル名を表すオブジェクトです。
コード: 全て選択
{ name: '$dataMine', src: 'dataMine.json' }
ファイルの読み込みが完了すると、 $dataMine という変数に、 dataMine.json の中身が展開されている、というわけです。
(ロード処理の詳細は、慣れてきた頃に DataManager.loadDatabase, DataManager.loadDataFile を読んでみてください)
ロード完了以降は、プラグインやスクリプトの中で $dataMine を参照すると、 dataMine.json の中身を展開した配列になっています。
その中から名前が主人公であるような要素のみを抜き出すには、
コード: 全て選択
$dataMine.filter(value => value.name === "主人公");
などとします。
これを確かめるには、以下の手順を踏むと良いでしょう。
1. JSON読み込み用のプラグインを入れた状態でゲームを起動します。(テストプレイでも可)
2. F12キー(あるいはF8キー)を押してコンソールを開きます。
3. コンソールに console.log($dataMine.filter(value => value.name === "主人公")) と入力します。
CSVはExcelやメモ帳などで簡単に開けて、ファイル自体が見やすいイメージがあり
jsonはソフトに紐づけられてないから比較的見ない上、ファイルが見づらいイメージがあります。
Windows 10のデフォルト設定でも、jsonは何かしらのエディタに紐付けられていたような気がしますが、ちょっとうろ覚えです。
とは言え、JSON用のviewerやエディタは簡単に入手可能ですので、JSONがCSVより見られにくいというのはほとんど誤差のようなものです。
見られないことを意識するのであれば、 Enigma Virtual Box 等でパッキングしてしまうほうがよほど効果があります。
ファイル内のJSON自体を暗号化しても良いですが、そうすると復号の仕組みも自前で用意する必要があって手間が大きいですね。